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悲しき軽運送屋の顛末記-1 [顛末記]

以前から一度文章にしてみたかった、自分の中にたまっていた不満と反省の一つを書き綴ってみよう。
別に誰かに読んで貰おうとは思わないが私の今まで生きてきた中での一大イベントであり、一番の後悔を記しておこう。

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★photoはイメージです

もう、何年前になるか考えるのも憂鬱になるが、決めた以上思い返してみる。確か十七年前の冬だ。月までは覚えていない。そう、決断したのは。
そもそも、私は自由業(職種は言えないが)。丁度バブルがはじけて仕事がうまく回らなくなってきたころ。昔からの知人が「このままではしょうがないでしょう、何かやったら。私が出すから(資金)」といわれ、その時は本気にしなかったがその後何度も進めてくれるので「それではやってみるかぁ」と模索を始めた。
元々が人に使われるのが苦手なタイプ。いや、付き合は好きな方なのだが、頭ごなしにとやかく言われるのが嫌で、ましてや命令されるのはごめんなさい。そんな時、求人広告の中に「あなたも経営者! 月収70万」という記事が目に入ってきた。これが今日何もかも失う悪魔のフレーズとは…

しかし、その時は「これだ!」と思ってしまったほど、当時の自由業のほうも切迫していた。頭の中はもうその妄想が駆け巡っていた。それが軽運送業の勧誘だということは言うまでも無い(何しろタイトルに書いたのだから)。


●こちらもどうぞ-----------------------------------------

幼い時の私的思い出 tom room:「あえぐ夢」 懐かしき私の昭和


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oliver

懐かしき思い出。行ったね-「説明会」、月70万から、最初は営業をしなくていい"・・・・・・小生も自分の車を処分してとまで考えた。どう考えてもあの積載量と仕事量が今ひとつしっくり来ないのでヤメタ。苦い思い出があります。共感。
昨日長年乗っていた「スク-ター」を手放した。30年も乗り換え乗り換えで常に生活の中にあったのに残念。「癌」になって1ヶ月体力がなくなってね-。

by oliver (2009-03-26 10:33) 

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