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枝葉末節-2 [雑記]

三年半前にアップした文章であるが、何とも支離滅裂。さて、私の真意がお分かりになるだろうか。後半(今回の追記)で言い訳はしているが果たして…

【高い物と安い物 2006_6/08】

一流デパートで購入したものと百円ショップで買ったもので、どちらが良いのか…
当然、値段が高く、質の良いほうが見栄えもするし欲しくなるだろう。
一方で、消耗品などはそれを追求するべきか、値段が安く手軽(決して質が悪いとはいえない)に繰り返し破棄、購入をすることに抵抗はあるのだろうか。

千円で買ってきたものを、永く丁寧に使うことと、百円で買ったものを常に新しいものと取り替えて気軽に使う。
エコロジーの観点からすれば前者のほうが良いに決まっているが、気持ちの上で新品も捨てがたい。
悩むところだ。

信頼に裏打ちされているから値段が張るのかもしれない。研究や実績、歴史からの値段設定。他方で全国チェーンで自社製品、大量生産、コストダウンが可能な低価格品だからといって「安かろう、悪かろう」の定義が当てはまらなくなってきたのも事実である。
ましてや、この頃のオープン価格なるものは消費者を惑わす反面、上手な買い物をする人にとっては有益だろう。同じものがA店よりB店のほうが50%も安いなんてこともある。

恐いのは地球的視点から見れば、安い物の平然とした消費が原因のごみの増大などの環境汚染と、その環境を考えた新商品への移行でまたごみになる高級品もあると言うことだ。

たとえば政府が声高には奨励している年代の古い車は環境に悪いので、排出ガスの綺麗な新車に移行させたがっている税金だ。六月(2006年当時)には自動車税の期限があるが、旧車のほうが同じ排気量でも税金は高い。ペナルティを課しているのだそうだ(大気汚染の考えからは良いのかもしれないが)。

blogマフラー.jpg

(2013_03/15)

さらに2013年の現在、新車を買うと政府が免税してくれる(エコ減税)という車種もある…
これはまさに高級品(現在ではその範疇に入らないのかもしれないが、一応値段は高い)なのだ。安い・高いの議論にはならないかもしれないが。
そんな高額商品も結果は不要になるとリサイクルもするが、全てがなるわけではない。一部はゴミとして。捨てられる。ましてそのリサイクルされた材料は再び燃料を使って物造りをする。経済的には活性化という恩恵があるかもしれないが、世界的には資源の消費である。
その観点から安物と同等化するのは軽率か。
政府は環境という大義名分のために古くてもまだまだ使える、そういうものを犠牲にしてはいないか。

因みに我が愛車であるシティカブリオレが、この3月末で車検の時期を迎えた。年度替わりで混むというので一か月前の車検となったわけだが、ここで記されていた排出ガス測定の数値がある。
その結果はCOが0.01%、HCが55PPMである。
参考までに平成10年規制以降の車が1%/300PPM・それ以前で4.5%/1200PPM以下が規定である。ディーラで聞いたところ新車で0.1%/70~100PPMだそうなので私の車は非常にクリーンなエンジンである。
燃費で言えば1000ccクラスで街中が13km/l前後、高速や田舎道でも最高18km/lくらいがカタログデーターでない実質の値であるそうだ。軽自動車の中で宣伝している燃費が33km/lとされているがはたして本当だろうか。
で、私のシティは街乗りで20km/l、高速走行で24km/lである。
これがエコでなくてなんであろう。26年前の車なのだが…当然税金も高く、エコ減税なんて無縁の車ではある。

高い物と安い物、どちらも消費による経済の活性化は大事なのかもしれないがそのために資源を貪ることは未来を見据えたら危険だ。世界的にも。
所詮、人間は地球を壊す動物なのかもしれないが…

何が言いたいかが分かってもらえただろうか????


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