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愛車、シティカブリオレ完全復活 [雑記]

以前書いた「シティカブリオレを復活」の続編。

ついに車検に通った。

シティ 上からのアングル.jpg


新車で購入したディーラに断られ、市内の修理工場にも3件渋い顔をされて見放されたカブリオレを整備してくれたメカニックには頭が下がる。
部品なし…部品取り車をみつけてくれたり、触ったことのないCVCCという当時の排ガス規制をクリアするために考え出した複雑なエンジン。
特にキャブが普通のとは違う、ワンキャブなのにフロート二つ。各々セッティングが違うという。

サービスマニュアルを見ながら深夜まで悪戦苦闘してくれたと思う。
彼、曰く「困難に立ち向かう方が充実感がある」。プロというのはそんなもんかなぁ。
それにしては他の整備士は腰が引け目で逃げられたけど…

こういういわゆる「職人肌」が日本を支えているのは今回の震災で東北の下請け部品会社が被災したら大手メーカーのラインが止まったという事からも日本人の丁寧さ・真面目さがわかる。
つまりは外国にはできない繊細さである。

後はテスト走行にドライブ。不具合が出なければ私の手に戻ってくることだろう。

こうなると値段なんて二の次だ。と言いたいけど、そんなに裕福ではない。
何しろこんなに年代の経った車に乗るのも次の新車が買えないからである。2,400kmしか走行していないのが最大の理由だが、程度の良い軽自動車を買っても百万はする。

面倒な整備をしてもらって、意外と予算も妥当。他の工場で「こんな旧車に乗るのなら金の糸目をつけてはだめだ」と言われてビビッていたのだが、この整備工場の良心的な姿勢が分かる。
それではこの会社の名前を大々的に公表しよう…と思ったら仕事が忙しいので宣伝はしないでくれという。

やはりそれなりの仕事をするところには、人が集まるようだ。これ以上依頼が増えるのはかえって仕事に支障をきたすらしい。もっと詳しく書きたいところだが、宣伝ではないのでこのへんで。


●こちらもどうぞ--------------------------------------
少し以前の失敗談 tom room:「悲しき軽運送屋の顛末記」

幼い時の私的思い出 tom room:「あえぐ夢」 懐かしき私の昭和

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ねこじろ

黄色ビートのねこじろです。

本日は、良いものを見せていただきありがとうございました。

ほんとうにきれいでしたねぇ。
これから実用車として活躍するのがちょっともったいないです。

・・・が、本来の車のあるべき姿なので大切に走らせてあげてください。

って、まだ時間かかりそうですね ^^;

昔、シティターボⅡかカブリオレか悩んだあげく(妻子持ちになって
しまったので)インテグラにしてしまったことを懐かしく思い出しました。

こんど地面を走っているとこを見せてくださいね。


by ねこじろ (2011-05-03 23:43) 

tom

お褒めの言葉ありがとうございます。
単に走行距離が少ないので、まだ汚れていなということです。

あの後の会話で急に今週中に納車となりました。
またお会いしたときに見てやってくださいませ。

しかし、乗り手を選ぶ車なので、はたしてムサイ私が運転して似合うかどうか…

by tom (2011-05-04 12:15) 

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