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穏やかな正月のなか [つぶやき]

170102ブログ用賀状.jpgまた一つ歳を取ってしまった。
年寄りは新年を迎えるとそう言って誕生日が来る前でも「かぞえ」で表す。
すると私も高齢者に属する。

段々、友達も減ってきて初詣とか初日の出とか夜を徹してのドライブとか若い頃やっていた年末から年始にかけての行動的な事は何もしなくなった。
動かない体だからテレビを見るくらいで家からは出ない。寒いのと足腰が弱ってきているからなのだろう。

しかし、世の中は田舎に帰り、Uターンラッシュが相変わらずである。隣・近所も静かだ。私一人の正月、netだけが友達という穏やかな三が日になりそうだ。

新年だからブログをアップする義務感と、私の描いた拙い酉年の賀状を残しておくつもりのつまらない文章ではある。

2日にアップしたブログだが、3日に「正月最後だからと午前中から呑み始めた。と、目の前に器が…中には雑煮に入れるものが入っていた。「これって…」と思って文章を追加してみた。
普通の首都圏では雑煮にかけるのは海苔と青のりそれにかつお節らしい。

らしいというのは生まれてから今まで、ごく一部の地域らしいが「はばのり」というのを一緒に入れる。
多分「なんだそりゃ」という御仁も多々いると思う。
ある人に聞いたら韓国あたりから渡来し、全国の海岸沿いに普及したとか。だから東北の日本海側とか関西の太平洋側にもハバはあるらしい。あくまでも俗説だが。
私はその昔、海苔は売り物で高価だから地元の人がそれに変わるものを海の岩から取って、海苔と同じ形に干して食べたのかと想像してた。

隣人も知らないとか、友達などに聞いても「そんなものは食べたことがない」というのだが、100km離れた市では盛んに食べられているということで「はばのり」は私の中ではなんとも悩ましい存在なのだ。

そして今年、そのものが我が家の器には入っていない。
えっ、「どうしてだぁ」とカミさんに聞いてみたら、なんと5枚で5,500円。つまり一枚1,100円になる。これでは文句は言えない。いくら海苔が高いと言っても一枚にしたら数十円、しかし、なんとも物足りない。何しろ、もの心ついて常にあったものだから。
多分、寒い冬に取っていたそのハバを高齢化して採って作る人がいなくなりつつあるのだろう。
なんとも寂しい話だ。


●こちらもどうぞ--------------------------------------
少し以前の失敗談 tom room:「悲しき軽運送屋の顛末記」

幼い時の私的思い出 tom room:「あえぐ夢」 懐かしき私の昭和



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